2014年4月1日火曜日

あー、今日からは慌てて買物をしなくていいのね、すっきりした!

仙台往復の新幹線で、気楽な本をみつくろいブワーッと読みます。往復で三冊、駅でさっさと選びます
消費税が8%になり、税の使い道はいまひとつ不透明だし、買物は控えよう、いやもうしばらくはしたくないです。
さて、麹町の歯科医にかかっている最中なので、何かと気になる歯医者の話。ちょっとわかったような分からないような本です。というか難しい内容です。
お次は、羽田国際空港ができて外国が少し近くなったけど、世代によって旅行のスタイルは違うし、この著書はやや若向きでした。新書は玉石混合、当たり外れが多い昨今。粗製濫造のつまらない新書も多いので要注意ですね。
安部公房本は、噂話好きのミーハーにはもってこいかと思いますが、結構淡々としてました。この果林さんは1947年の生まれなんですね、先輩じゃないですか。今何しているんだろう、安部公房が41歳の時出会って、68歳で亡くなるまでの27年間の関係が書かれています。やはりご本人も語るように、安部夫人との修羅場や確執が大変そうでしたが、奥さんも公房氏が亡くなってから少し後に亡くなってます。
私としては、奥さんの視点からの物語に興味ありますね。半狂乱になって怒り狂っていた奥さんのご意見の方が、生々しくてすごそうですもん。安部公房版「死の棘」を読みたかったけど、そういう作風ではなかったのが惜しい。果林さんには、ぜひ徹子の部屋に出て思い出を語って欲しいものです。・・・・・検索したら、ちゃんとご健在で仕事もなさってました。頭は白髪!顔は、伊丹十三さんの奥様の宮本信子さんみたいな感じ。なぜ女も年をとると顔が同じようになってしまうんでしょうか。この本の表紙写真は二十代前後の頃か、実にチャーミングで美しい女の子なのに。ああ人生は無情だ。