2013年2月5日火曜日

団十郎さん、どうぞ安らかに

三年前の春、建替え前の歌舞伎座で。ついこないだのようですが。
『助六」のとき、舞台の格子の裏でうなる人たち。河東節の一寸見会といいます。ご贔屓すじが多い。
桟敷席が、偶然手に入りました。こういうことは一生に一度きりでしょう。
もともとそれほど歌舞伎に興味はなかったのですが。
仕事の場所が、築地というご縁で、時々居眠りしながら観劇する機会にめぐまれます。
ミーハーとしては、もともと玉三郎には憧れるし、海老蔵の水もしたたる若侍姿は、絶対美しい!と断言してしまいます。
なので、団十郎さんの「足」は花道を通るとき、時々見てはいましたが・・・(花道でよく見栄をきるお役が多いのかな)。
でもよく考えれば、あの豪快な助六あっての、揚巻さんだし、弁慶あっての義経なんですね。お互いに引き立てあって、舞台はより華やかになるのでしょう。
そういう意味でも、惜しい役者さんでした。これから海老蔵は大変ですねー、頑張れ!

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