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どこもかしこも、ピッティ宮はこんな風に豪華絢爛です。無料の日なせいか、家族連れやらお年寄りやら、賑やか |
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有名なラファエロの「大公の聖母」。ラファエロって、モテ男だったらしく、でも37歳の若さで亡くなりました |
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この両はしも、ラファエロの肖像画。この大金持ち夫婦は、ミケランジェロに「聖家族」も注文したとか。 |
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ベッキオ宮に戻り、階段の上り下りに疲れ果てながら、トスカーナの風景に一息つきました。建物、古いですね。 |
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ベッキオ宮は、共和国政庁舎でした。ここは五百人広間。壁という壁に、絵が描かれています。 |
ピッティ宮って、大公さんのお城だったようですが、すごく広くてお宝だらけなのです。
何が何だかわからないくらい、絵や壁画やその他たくさんの宝物で溢れかえっています。部屋数も、百間以上ありそう。
生活するには、疲れそうな宮殿ですが、高貴な人々はいったいどんな風に暮らしていたのか。
東洋のはじっこの国の中年女には、想像することもできません。思案している間もなく、ベッキオ宮へ戻って、
こちらのメジチ家ゆかりの芸術作品も見なくては。輝ける共和政時代に市民会議が開かれた五百人広間も、じーっと見てしばし想いを、偉大なロレンツォにはせたのでした。
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