2013年5月11日土曜日

当たり前かもしれませんが、病気や怪我は、体調や気分に影響する

86歳になった直後の「田中清玄」氏。記憶力のすばらしさに驚くばかり。
若い頃は、とっぽかったのね。だって誰もが恐れる暴れん坊ですから(^ ^)
パッとしない日々に、腐ってましたが打ち身だらけの体も、少しずつ回復してきました。
それにつれて、気力も戻りつつあります。地球に体当たりしたんですから、それなりのダメージがあって、
うじうじしていたと今頃気づきます。このまま老いさらばえていくのかなとげんなりしたけど、そこそこ回復もしてくれるものですね。
しかし、この二十年前の本、図書館で見つけて、物凄くおもしろかったです。
「田中清玄」というイメージは、右翼のおかしな黒幕・・・程度でした。 これは、マスコミの悪しきイメージ操作によるもの。ご本人は、立派でスケールのどデカい、激動の時代を駆け抜けたステキな「男」です。
会津武士の血をもち、共産党に入党、検挙脱走、刑務所、母の自殺、獄中結婚、仮出獄、玄峰老師と修行、昭和天皇と、山口組、アブダビ首長、イラク、とう小平、ハイエク、今西錦司等などの交流ナドを、歯に衣をきせず大胆に語るインタビュー本です。スカッとすること間違いなし。
欠点は、あまりにカッコいい爺さま過ぎて、自分がちっぽけに思えてしまう所かな。