2013年8月19日月曜日

シェムリアップの子供たち


3日の滞在ではよく分からないんですが、どこにも子供達がいます。親は農作業などで働いてるんでしょうか。学校はあるようですが、夏休みなのかもしれません。もちろん、ほとんどの子が裸足です。

クチコミで評判の高い、ベンメリアに行きました。その参道にいた女の子達。セブンで買ったアメをあげたら、取り合い。包装紙がゴミになってまずいのは分かるんですが、ついあげてしまう。一人の子が独占しようとしたので、おとなしい子にも、あげなきゃだめよ、とガイドさんが注意してました。

子供の坊さんの、朝の托鉢。坊さんは一日二食で終わりだそう。厳しい生活です。裸足。後ろの家は高床式の板張り一間。少し町を離れると、電気はありません。「夜になると、寝るだけです」とガイドさん。原始的ですが、最近携帯が普及して、携帯の電柱は建てられつつある。アンバランスに、未開と開発が同居したり、貧困と金持ちが極端に差のある国で、チップを渡すときなど、すごく混乱してしまいます。公務員の月給が、良いほうでも月二万円だとか。

タプロームにいた子。日本では、遠慮しながら向けるカメラも、こちらではまったく気にする必要はありません。どうしてでしょうか、それより一ドルでこの絵葉書買ってよ、という感じ。写真なんか、全く意に介してない、そんな生活ぶり。

アマンサラの朝食に、魅了される

遺跡巡りからとりあえず10時頃戻り、本格的な朝食。英語のメニューがよく読めないのが残念でしたが、このフルーツヨーグルト、蜂蜜添えは、ここでしか食べられない果物の数々がたっぷり。南国はいいなぁー果物豊富で。

注文の仕方を間違えて、普通のオムレツ・・・と思ったら、中に様々なきのこが。トマトのローストは、胡椒がスパイシーで、カンボジアの胡椒は世界一とか。黒胡椒を粒て゜、たくさん買い込みました。そのまま食べてもイケるというので、食べたけれどむせました。

ぜひ食べたかった、マンゴーとリコッタチーズのパンケーキ、蜂蜜添え。2日目はバナナにしてもらった。
部屋に戻ると、バスタブに蓮の花が。蓮は、カンボジア・ベトナムあたりでは実にポピュラー。とつても可愛い。

十二単とサムライと、巨石の寺院文化

上の絵には、現代にも通じる・・というより、もっと上手いかもしれない模様のセンスを感じます。下はクメール文字で、これを解読して、当時の様子をうかがう材料みたいです。
タケウ遺跡の小さい部屋ぐるりに鎮座する仏陀さんたちの一人。お顔が親しみやすいでしょ。
こちらも、「あんた誰?」とか言いながら見下ろして、微笑んでいるお顔かな。

石の部屋の天井です。穴が空いていて、外や空が見えてます。よく崩れないなーと思いますが、カンボジアに地震はないんだそうです。地震の国からきた私としては、にわかに信じがたいですが、確かに震度5もあれば、遺跡はめちゃめちゃでしょう。崩れている遺跡は、内戦なんかで壊されたみたいです。アンコール遺跡は、西暦1000年前後、日本でいえば平安時代から鎌倉時代くらいに、建てられた模様。何となく、ピンときません。

アンコール遺跡の入場券は高いけど、しかたない

ちょっと戻って、観光初日の朝。一泊につき午前午後と、二回のアクティビティをアマンサラは用意してくれ、一日目はアンコールトムへ。朝五時起きで、まず軽い朝食、10時頃戻ったら、本格的な朝食をとる。これは軽い朝食。マンゴージュースが新鮮でとろけるような美味しさ。フルーツ盛り合わせは、中央がパッションフルーツ、右マンゴスチン、マンゴー、その他不明。でもどれもおいしくて、びっくりしながら食べる。コーヒーもクロワッサンもよい味。軽いどころか、これだけでお腹いっぱいになります。


トクトクみたいな乗り物で、遺跡の入場券売り場へ。写真入り、一人40ドル。高いけど4日分かな?

アマンサラのトクトクは、傘つき、後ろのカゴに冷たいおしぼりと水が用意されています。


早朝のタケウ遺跡。地味ですが、しっかり壁画もおもしろいし、美人の天女さんたちもいます。中に入って静かに想像をふくらませることも、見学客がいないので、自由にできます。ここに、ツアーの大型バスが入ってきたら、ぶちこわしですが。アンコールワットの観光客数は、韓国人、中国人、ベトナム人、の順とガイドさんが言ってました。韓国人のツアーは安い料金でこれるから、と。ちょっと皮肉っぽく言ってました。ベトナム人は国境をバスで越えてくるとか。「塩漬けの魚なんか、大量に買って帰るんですよー、びっくりします」とガイドさん。明らかにばかにした口調・・・・・・。カンボジア人にばかにされるベトナム人って・・・・。日本人数は四番目とか。直行便ができたら、ぐっと増えるでしょうね。