2014年6月1日日曜日

瞬間、瞬間を生きてるとでも申しましょうか、忘れてばかりの母はケロッとしている

この日の昼食は、前日から浸けて準備したフレンチトースト。浅利のコンソメがさっぱりしてて、サラダも美味でござる。
三時からは、ピアニストとjazz歌手さんの、ボランテイアコンサート。体調が悪くなるほど、歌が下手くそでした。
 三泊四日も、母の所に滞在してました。前は、夜に混乱しやすかったけれど、今回は、朝起きて少し寝ぼけるというか。
頭がもやもやするようです。「ここどこだっけ」とか「なんでここにいるのかな」的なことを口走ります。
エクセロンパッチを、ちゃんと貼るように指導しなくちゃと思いました。物忘れは改善しないけど、せん妄に効いてるかもしれません。八十代の間は、なんとか独りで暮らしていって欲しいです、本人はご機嫌いいんですけれどね。

今回ホームで、超下手な自称jazz歌手さんのコンサートがありました。まず一曲目、綾戸智恵のまねっこのような「テネシーワルツ」をガナった時には、のけそ゜りました。綾戸さんのボーカルも、聴くのは辛いのに、それをもっと変にした唄。
思わず隣のおばちゃんに「下手だねー」と耳打ちしたら、「タダだから仕方ないよ」との返事。
みんな老人だって分かるんです。後でスタツフに言ったら、カラオケの方がましとか、散々に不評だったらしいです。
でも、本人にはそんな失礼なことを、面と向かって言いませんから、自分は上手いと勘違いしたまま、花束を入居者からもらって、気持ちよく帰っていかれました。(;・∀・)