2017年4月9日日曜日

ミシェルフーコーの本を調べていたら、このエイズで死んだ若い仏作家さんがいて・・・

目がマジでこわいけど、美少年だったみたいです。ブロンドで、エンジェルと呼ばれた。
フーコーは昔来日したとき、御茶ノ水のアテネフランセで講演会をした記憶があります。
当時はまだエイズなんて、知られていなかったしまさかフーコーが同性愛者というのも、知りませんでした。アメリカでは、フーコーはガンガンに遊んでたらしいです。この本には、フーコーやらその恋人やら女優のイザベルアジャーニやらが登場して、赤裸々なゲイの交遊やエイズの恐怖なんかが綴られてます。このハンサム君も三十六歳でエイズ死しちゃうのね。20年くらい前にフランスでベストセラーになった。

目黒川の桜ももうそろそろ終わり、恐ろしいほどの人出でしたが、綺麗でした。

九分咲きの朝、撮ったもの。すごくまれいと思ったのは、東急線中目黒駅ホームの上から桜並木を見たとき。
そろそろ桜の季節も終わりかと思うと、やや寂しいです。小林秀雄が桜を大好きだった気持ちが最近なんとなく
わかる気がします。年とったんだなぁ。この淡い色のふわふわした花の味わいって、いかにも日本的というか。
南の国の原色の花なんかとちがうものがありますね。しかし、ナカメの人出はぞろぞろすごかった。商店街は桜さまさまだわな〜