2015年3月29日日曜日

こんなフェロモン顔の美女ビーナスは初めて(°д°)

もののはずみで渋谷にでて、文化村の「ボッティチェリ」を見る。なりゆきで「ディオール」も見てしまう。

本当は、ここ青山で作家の清水さんの話を少し聞きに来ただけ。さっさと帰ろうと思っていた。

それがビルの地下の「トラヤ カフェ」で、あんぱんサンドと紅茶で一服していて、ふと手元のパンフに「ボッティチェリ」を・・

そのまま半蔵門線で渋谷に直行、この日は家に誰もいないので、いきなり根無し草のようにお気楽気分になった。
ちょっと青山に用事があっただけでしたが、きっかけがきっかけを呼び、長旅しちゃいました。
そういえば、渋谷の東急文化村で「ボッティチェッリ展」が始まったばかりと気がつき、フィレンツェ狂としては、即渋谷へ。
駅前から本店行きバスに乗れば、楽々です。そうだ、文化村シネマでは話題の「ディオールと私」も上映が始まったばかり。
ちょうどうちの中高年も出張で、ごはんの用意もないしヽ(´Д`;)ノまず、「ボッティチェリ」から。これが、とてもよかった!
絵に説明がついてて、本場ではまったく読めなかったけど、こちらは丁寧でわかりやすい。
ボッティチェッリは若くして亡くなってるけれど、展示している絵はたくさんありました。とくに「受胎告知」は圧巻、すごくステキですよー。有名な「ビーナスの誕生」とか「春」はないけど、「ビーナス」のもとになる絵が出品されてて、
とても魅力的。顔が、美しいだけでなく色っぽいのなんのって。それに現代的、というかああいう美女は今のモデルにも女優にもいないです。多分ボッティチェッリは空前絶後の美女を描こうと決心しての、あの絵に臨んだのでは。
会期が終わる六月までに、もう一度くらい行きたいですねぇ。
そのあと本店レストランの「シェ松尾」でハンバーグセットの晩ご飯、このお店デパートにしてはまあ美味しいよ。
レストランフロアーから長いエスカレーターで、シネマ階へ。
「ディオールと私」すごく混んでました。新聞なんかに評が一杯でてましたからね。大袈裟すぎる褒めことばばっかり。
ラフ・シモンズという、元ジルサンダーのデザイナーが「ディオール」に迎えられ、初めてコレクションをやったいきさつを、
映画にしたものです。そんなに面白いと思わなかったけど・・・。感想としては3つ。ラフ・シモンズはゲイか両刀か?
アルノー会長って、どんだけエラいんだ? あの花だらけのコレクション会場の費用は、結局いくらだったのか?・・・・・・・
美術にひたり、のんきな解放された一日でした。