2013年12月23日月曜日

仙台雑煮の下ごしらえも済み、ややゴネ気味の母を連れてくるだけ

毎年五回分くらい作る雑煮の下ごしらえ、今年は元旦と二日だけにしました。右は、これからゆでます。左は冷まして水を切り、冷凍します。
大きな出来事にふりまわされた12月。今日は、絶対マストの仙台雑煮の下準備を済ませた。
大根・芋がら・人参・ゴボウを千切りにして湯がき、ギゅーっとしぼって冷凍。元旦には、鶏のだしの大なべに(本来はハゼのだし)この冷凍したのをドボッと入れ、塩醤油で味付けして、焼いたお餅を入れ、せりかまぼこイクラをトッピング?して出来上がり。イクラは半煮えかな。
野菜たっぷりで、とっても美味しく家族のリクエストが多くて、つくり手は逃げられない状態です。
30日は、母も仙台の老人ホームから連れてきます。年々一苦労ですが。
いとこが、母を仙台駅から新幹線に乗せて見送り、私は一昨年東京駅のホームで待機していて、降りた母を見失った経験から、上野駅で待つことにしました。母が乗っている新幹線に、上野駅で乗り込んで、座席に座ったままの母をゲットする作戦です。東京から帰る場合も、もう母一人では無理なので、
私が一緒に仙台まで連れて行き老人ホームで一泊して、翌日私は東京にとんぼ返り。
母は、暮れ正月を東京で過ごすと言われてからは、そのことにとても神経質になり「いつ行くんだっけ」とか
「私やっぱりいがないわ」とか、度々電話してきます。「めんどくさくなった」とか、理由は色々。
その心理は、とても複雑なものがありそうで、いくら説明しても忘れますから、自分は東京まで独りで行かなくてはならないのかどうなのか、毎回悩んだり、心配したり、自信がないとか、疲れてしまうんでしようか。
その都度説明するしかないです。「りょうちゃんたちが、おばあちゃんに会うの楽しみにしてるんだよ」とか、適当に孫を出して調子いいことを言うと、簡単に喜んでくれます。認知症とはいえ、繰り返せばだんだん覚えます。
口では「行かないわ」とゴネても、内心はやっぱり皆と過ごしたい訳で、それでも子供たちに迷惑をかけたくないという健気(?!)で立派な親御さんたちもいるんだけど、私はうちのダメ母を見習って適度に息子達に手を焼かせる親になりたいです。察しのいい娘もいない私ですし、物分りのいい親になって、便利で忘れられた存在にならないようにしなくては!今でも、適度に爆発して息子たちを慌てさせるべきだとは思うんですよ。
しかしうちの老人ホームでは、元旦でもお餅は出ない。これ一般的ではあるけど少し寂しい。