2013年8月21日水曜日

遺跡の貴重な仏像、大半は博物館に保存されてる

朝食の後、タブロームという巨木の遺跡を見て、午後からはこのバンテアイスレイという、やや遠い寺院へ。ここは東洋のモナリザといわれる女神像で有名。ポリスがいて、縄がはってあり、近くで見れないのでつまらないモナリザでした。なんでも、アンドレマルローが盗掘して、国外に持ち出そうとして逮捕され、刑務所に一年間入ってたとか。フランスの文部大臣になったのは、そのあとらしい。この壁画は、えらい神様とその妻。背景の木が、現代の壁画のモチーフになっている。

バプオーンという遺跡。説明を聞いてうなずくのもいいけれど、自分の直感を頼りに、遺跡の声を全身で感じながら歩き回るのもおもしろい。このほか、象のテラス、らい王のテラスなど、有名どころは結局網羅しちゃいました。もう、明日は帰るんですから、駆け足観光です。

ホテルの部屋の、大きなレリーフ。とっても素敵で、欲しい!と思いましたが、重そうです。遺跡の壁画からのデザインですね。壁画って、カッコいいんですよ。

部屋に戻ると、ジャスミンで作ったブーケや、こんな蓮の花のブーケが・・・・。アクティビティは早朝とか、午後3時くらいからで、その間の空いた時間は、すぐ近くのシェリムアップ博物館に行きました。遺跡にあった仏像などが、多数保存展示されているからです。遺跡を見ただけでは、片手落ち、中に鎮座なさっていた仏像まで見なくては、外も中も見たといえない、と博物館で実感しました。本当にいいものは、プノンペン博物館にあるらしいですが、見分けのつかない私は、まずは地元の博物館で大満足でした。ものすごく動き回りましたが、疲労感はなかったです。笑

これが、アマンサラの別荘?

アンコールワット見学のあとは、サラサランにあるアマンサラの別荘で朝食。どんな別荘かと期待してたけれど、この高床式建物に、びっくり。確かに、テラスで朝食ではあるし、内部もとても清潔だし。。。クメール料理も本場の美味しさではあったけど。この雰囲気での食事、というのに、なかなか慣れない神経質な私でもある。


今回大変お世話になった、トクトク。風を切って走るのは、気持ちがいいけれど、赤土で喉が痛いという声も。おみやげやや、博物館などすべてホテルのフロントに行けば、無料で用意してくれた。運転手さんに1、2ドル程度のチップを渡すと、とてもよろこんでくれた。

ここが、別荘の裏の台所。作っている女性は、いかにも料理が上手そう。でも、こんな所で作ってるのか・・・・・うーむ。

別荘の犬。町や遺跡のあちこちで、犬をみかけたがどれものんびりして、柔らかそうな表情、ほっそり楚々としている。実におとなしい。犬って、本来こういうおだやかな生き物だったのかも、と思ってしまう。