2014年1月21日火曜日

同病相哀れむの図

今年も無事生きている、お隣さんの老女犬。人間でいうと、90は過ぎているとか、左目から涙が垂れていた。
代官山やナカメの緑道などは、こじゃれた服を着せられた高級ミニ犬が、チョコチョコ散歩している。
はっきり言って、かなり可愛い。どの飼い主も「うちのが一番よ!」と無言で主張してるし、確かに甲乙つけ難いくらいだ。
その中で異色を放つ隣りの老犬。毛も抜け落ち、寒くないのかヨタヨタとおぼつかない足取りは、遠くからもわかる。
きれいにしてもらってるから、目やにもついてない目から、透明な涙がひとしずく。「もう年なので、鼻水も、涙も垂れ流しなの」と飼い主は笑っていた。捨てがたい味わいのある犬だと思う私、犬に感情移入し過ぎ??